経済界トップたちの新年会

日本経団連など財界3団体の新年会が行われ、経済界を中心に約1600人が集まりまし­た。
大企業のトップが今年の景気をどう見ているのか、ずばり直撃しました。
というニュースを見た。
今回は安倍首相も出席ということで、増税、景況感に関するマイナスの意見は出なかった。
ポイントを整理してみた。
1.給料をあげろ
と、安倍首相がいうのだけど、足元の公務員給与は毎年のように大幅削減。
よくぞヌケヌケとそんなことを言えるものである。
2.景況感
基本的に円安、株価上昇で多くの大企業は良くなっているという。
でもね、為替や株高で儲かる企業とはマネーゲームをしている。
つまり、パソコンのキーボードと書類しか触らない仕事だな。
実際に小麦粉をこねたり、油だらけになっている人には関係ない。
原材料が上がって、増税して中小製造業小売業が儲かるわけ無いだろ。
3.誰のための政治経済か
少なくとも私のためではない。
昨日も管理職に「処遇も給与も下がるかも」と言われてしまった。
ここ数年、給与は下がる一方である。
嫁さんは処遇は良くなっているが給与は上がっていない。
去年発表された平均ボーナス82万円など夢の夢。
大卒公務員50歳でも無理じゃないかな。
4.格差ありき
不思議なもので、給与が上がっていないのに『景気が良い』と報道すると
デパートも小売業も初売りは活況だそうである。
それこそが貧乏人。
金持ちは初売りなど関係なく贅沢をしている。
50年前の高度成長期でも、高度に成長していたのは金持ちだけで
例え大企業の社員でもそんなに贅沢はできなかったと思う。
いつの時代も富は集中するのである。
その人達が何を言おうとも、末端の私達の生活が良くなるかとは関係ない。