フィット なぜ輸入車に負けた?

日本カー・オブ・ザ・イヤーに史上初めて外国車のゴルフが選ばれた
使い勝手を向上させつつも進化したホンダの3台目フィットが惜しくも2位
コンセプトを守る車作りが「置きにいった」と解釈されたのでは、と筆者は分析
というニュースを読んだ。
ほとんどこの人が分析してしまったのだが、かぶっていたらごめんなさい。
ポイント1
そもそも日本車をゴルフと比べちゃいけない。
ゴルフはどんなバカが乗っても良さがわかるくらいデキが良い。
そもそもあそこまでのクオリティにしようという国内メーカーはないな。
レクサスはいい線いっているがゴルフより100万も200万も高額。
日本カーオブザイヤーなんだから日本車だけで選考すれば良い。
ポイント2
強いて言えば、ゴルフは乗ってみなきゃわからない。
外観は至って普通なのである。
日本車はモデルチェンジするとまず外観を変えて、中身はほぼ同じ
というパターンが多い。
評論家がどちらを評価するかは。
ポイント3
フィットはよくできている。
ただし、価格を上げないで良くしたという感じが強い。
それも立派な企業努力なんだけどあまりにもキープコンセプトだとねえ。
それをいったらゴルフだって偉大なるマンネリなんだけど
こちらは進化であり熟成という感じなんだな。
車内が広くて使いやすいですよ、というのは大量販売には良いけど
熟成とは違う気がする。
ポイント4
ゴルフは最低価格は250万、フィットは130万くらい。
この差であのゴルフと対等に競ったのだから大したものである。
それも『車内が広くて使いやすいですよ』という白物家電のようなクルマが、である。
だからフィットはクラス優勝、日本車カーオブザイヤーである。
私達日本人はこれを最良という国産車を購入しているのである。
一般道では平均車速は30キロいくかいかないか程度の環境である。
走りなどもうどうでもいいのである。
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