和食が世界遺産

和食が世界遺産だそうだ。
何のための世界遺産なんだかまるで理解できない。
懐石料理など若いうちはその価値がわからなかったが
最近はホテル予約の時、食事選択では必ず和食にする。
フランスでいうところのコース料理が懐石料理である。
ほとんどがバターと胡椒とホワイトソースの洋食と違って(実はろくな洋食を食べていないが)
和食(ここでは懐石料理)は刺し身や煮物や焼き物と料理のバラエティ豊か。
さらに、それぞれの料理にそれぞれの器がある。
全部白いお皿の洋食とは違う。
美味しいステーキは家でも食べられないこともないが
懐石料理は家では無理だ。
おふくろの作った芋の煮っころがしやけんちん汁も世界遺産に入るのかなあ。
もう一つ
最近、世界遺産だとかオリンピックとか日本に都合の良い選考が多い。
いろいろな要因があるのだろうけど、その一つにジャパンマネーもあるだろう。
不正は無いとは思うが、合法な袖の下があるように思えてならない。
そもそもヨーロッパの白い人は極東の黄色い人種が嫌いなのだ。
それなのに最近やたらに気前がよいから勘ぐりたくもなる。
和食を無理に白人に認めてもらう必要など無い。
上にも書いたように和食は世界のトップなのだ。
なまじ中途半端に世界に広がればまたまたマグロやくじらの規制ということになりかねない。
そうでなくとも魚離れが進んでいるのに、値上がりさせてどうする。
こんな素晴らしい文化を繊細さのない白人に伝える必要など無い。
せいぜいカルフォルニアロールなどと茶化されてオシマイだ。
世界遺産にしたいなんていうのは実は日本人の和食に対する自信喪失の現れだ。
さらに、和食文化とかこつけた金の亡者どもの金儲けの手段にすぎない。
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