最近の重大交通事故

ニュースで度々死者が出るような交通事故が報道される。
特に気になっているのが、中央分離帯に衝突、もしくは突き破って反対車線へ、である。
先日の芸人が死亡した高速道路での事故ももともとは分離帯に衝突である。
事故なんていうのはちょっとしたきっかけで起きるものだが
高速道路を走っていてそんなに分離帯に衝突するだろうか。
カーブのキツイところで起きると思いきや、直線路でも起きている。
まっすぐ前を向いて走っていれば、そう滅多にぶつかるものではない。
自転車や子供が飛び出して起きている事故ではない。
自爆なのである。
私が思うにこういう大事故を起こしている人たちは、前触れがあったのではないのか。
高速道路を走っていて注意が続かないというのは危険な性格である。
周囲の人が運転しないように助言するべきなのだけど、むずかしいか。
もう一つ、
昨日のニュースで道路に落ちたサーフボードで、
今日のニュースで逃げた競走馬が激突しての死亡事故。
ポイントはどちらのニュースもサーフボードにぶつかって、もしくは
馬がクルマにぶつかって死亡したのではない。
そもそもそれで人が死ぬほど今のクルマはやわではない。
対向車線に飛び出して対向車と正面衝突したという。
目の前に障害物が突然現れたらまずブレーキだと思う。
時速60キロ程度からでも30mくらいで止まれるようである。
今のクルマはABSのおかげでかなりの確率でこのくらいで止まれる。
ところが何故かハンドルを切って対向車線に飛び出すという。
先日の免許更新の講義でも急ブレーキができない人が多いと言っていた。
安全運転を自慢する人ほどできないみたいである。
免許センターの講師は『一度安全なところでフルブレーキをかけてみて』と話していた。
逆に今日も真っ直ぐな空いている道で何の前触れもなくブレーキを踏むクルマを見かけた。
安全運転なのだろうか。
そのクルマの左のホイールやフェンダーはぶつけたあとがざっくり。
ぶつかる前にまず止まれ。真っ直ぐな道は流れに乗って走れ。