阪急阪神ホテルズの偽装発覚で問合せ殺到

週末に記者会見映像をさんざん見せられた。
あのマヌケな弁明は何を意味しているのか。
少なくとも普通の大人なら本心で言っているとは思わない。
つまり誰かに言わされているということだな。
彼らはパッシングを受けていずれいなくなるだろう。
トカゲの尻尾きりだ。
あそこで素直にご免なさいと謝ってしまえば終わりのことだが
そうなると上の方まで責任が及ぶ。
本当に悪いトップは責任を取らない、というところがこういう事件を起こすポイントなんだが。
もう一つ。
そもそもこういう中途半端な高級ホテルで食事をとる人たちがどんな人か。
貧乏人の私が言うのも何だが、中途半端な高級ホテルのディナーほどまずいものはない。
普通のビジネスホテルの夕食のほうがよほど美味しい。
私にはエビの違いやレッドキャビアなどわかるはずもない。
それでもそんなせこい偽装をしているのだから他にも手抜きはあるだろう。
食べたところですぐには見抜けないだろうが、二度と行かないだろうね。
記事にもあるようにこういう事件が発覚すると、金返せという問合せが多いらしい。
後になって、こうして電話をかける奴らは、どこに行っても騙される。
要するに違いがわからないのに金だけ払ってしまう人たちだ。
ある意味、こういう人たちが日本経済を牽引している。
そして、国も会社もこういう人たちに給料を支払っている。
一見矛盾しているようだがこれが正しい。
すべての人が、違いがわかり、善悪がわかり、真偽がわかるとすれば
国民の大半は職を失う。
多少頭の悪い、物の価値や真偽がわからない人たちがいるからこそ
その人達の仕事と生活が確保されているわけで。
どうせエビの違いなどわからないだろうというホテルマンと
一流ホテルだから信用していたのに騙されたという客はセットなのである。
同じ穴のムジナということだ。
世の中すべてキレイ事では片づけられない。