KISSライブに感慨無量

現在BSでKISSライブをオンエアしている。
私が中学生の頃初めて聞いた。
KISSといえば派手なメイクで有名だが
まだ音楽と映像が分離されていた時代である。
FMでその音を聞いて「スゲー」と中学生ながらに思った。
ビジュアルはちょっとあとから知ったくらいである。
その「スゲー」と思った音は『ニューヨークヘビーメタル』と呼ばれるようになった、
俗にいうヘビメタの草分け的存在である。
ヘビメタといえばKISSを代表する派手なコスチュームを連想するが
実はハードロックの究極の形と言ってもいいくらいの音楽なのである。
ところが、聞く側はヘビメタというとビジュアルと派手なロックと思われてしまう。
KISSが偉大なところはちゃんと音もいいのである。
今見ている映像を見ると感慨無量である。
こんなに鮮明な画像でKISSが見られるなんて。
ガッチリ化粧をしているので70年代当時と変わらない。
アップになると顔のシワもバレてしまうが。
そして派手なコスチュームのわりにはギターはスタンダードなものだ。
きっちり70年代している。
強いて言えば観客は確実に歳をとっていて、ほとんどがおっさんである。
kiss