秋の夜はユーミン

台風が夏の空気を吹き飛ばしてくれた。
先週まで30度近くあった空気は台風が通りすぎてから10度下がった。
朝のバイク通勤では冬用のジャンパーを出して着ている。
という訳で、秋である。
昨日まで、今年再結成されたサザンをいつもの年より余計に聞いていた。
帰宅して飯食って風呂に入りソファーに座って、サザンを聞く雰囲気ではない。
部屋もなんだか肌寒い。
私のライブラリをパラパラ見ていると『松任谷由実』の文字が目に止まった。
再生してみると、荒井由実の時代のライブ映像である。
バックでキーボードをおしゃれに弾いているのは正隆氏である。
音声はマスタリングしてあって聴きやすい。
ユーミンそのものである。
そういえば先日、幼なじみのイトコと昭和の時代の親族の話をしてしまった。
ふるさと長野県の30年前の話である。
内容は他愛もないのだけど、その登場人物はみんな死んでしまった。
おまけにその時のじいさんばあさんのいたボロっちい家もとっくに取り壊されてしまった。
音楽は不思議なものでそんな昔を思い出させてくれる。
こんなことを書くのは今週の仕事で極端に疲れているからか、
それともユーミンの音楽のチカラなのか。