前回の続き、子供のSNS、LINEトラブルを考えてみた。
4.携帯を買い与える
かなり前にも書いたが、知人から『小学生の子供がゲーム機を欲しがっているが』
と、意見を求められたことがある。
もともと勉強ができない、勉強をしないと悩んでいた親なのに。
当然、勉強しないのに遊び道具を与えるバカはいない、と伝えた。
次に会った時に、買い与えたと聞いた。
『ちゃんと勉強する、ゲームの時間も一日2時間と約束した』
もちろんこの約束は早々に反故になり、この知人はこのあと教育に泣くほど悩むことになる。
これを携帯スマホに書き換えればいいだろ。
そもそも、親子でちゃんとしていれば、もともと何の問題も起きない。
トラブルを招いているのは親なのだ。
5.携帯は必需品か
連絡を取るのにメール機能くらいは今時ある方がいいか。
最近は携帯の普及で公衆電話もなくなってきている。
でもね、高校生くらいまで、どうしても携帯がないと困るなんて状況はほぼない。
それこそ、そういう時はコンビニでも駆け込めばよい。
親は『いざというときのために』などと自分をごまかしているが
子供にいざという時などほぼ無いし、あったとしてもそういう時は携帯など役に立たない。
『夜遅くなる時』を心配するそうだが、夜遅くなることを許してはいけないのが躾だ。
6.私は時代遅れ
友人との付き合い方、SNSの使い方、スマホの使い方、などなど
何も教えられていない子供が、まして、もともと勉強もしないで
友人とフラフラしている子供が、スマホなどを買い与えて良くなるわけがない。
60年代から70年代はギター、
70年代から80年代はオートバイ、
90年代から00年代はゲーム機、
00年代からは携帯、10年代はスマホが子供にとっての悪のようだ。
中には命に関わるという理由もあったが
結局いつの時代も子供に我慢を教えなければならない、ということだな。