福知山次回は屋台取りやめ

今日ここで火災事故について書いたが違う角度から考察した。
キーワードは『テキ屋』である。
的屋とも書く。
的矢というのが語源でバクチ、バクチをする人、という意味もある。
もう一つの意味が屋台、露天商。
バナナのたたき売りや、男はつらいよの寅さんがその代表。
お祭や行事の時に活躍する。
ポイントは本来寅さんのような専門家の仕事である。
ところが、お祭りの場所取りを取り仕切るテキ屋の元締めが登場する。
地元の暴力団が関与して当然のように上納金を要求されるようになる。
私はテキ屋というとこういう人たちを指す言葉だと勝手に思っていた。
屋台にいる人は肩や腕に派手な入れ墨がある人を想像してしまう。
ところが、この10年暴力団との関わりを規制する流れで
お祭りの主催側は直接テキ屋の管理をするようになる。
最近では暴力団との関わりはほとんどなくなったと聞く。
と、同時にプロのテキ屋も相当減ったそうだ。
その代わりに、プロのテキ屋ではない文化祭の屋台みたいなものが増えたそうだ。
今回の福知山の事故がそれに当てはまるかわからないが
いかにも素人みたいな出火原因である。
最近、バスやトラックのひどい事故が増えた気がする。
プロドライバーあるまじき行為が原因だ。
寝不足や過労を規制する動きがあるが、これは素人相手の話だ。
プロは多少の寝不足や過労で事故は起こさない。
そう、プロとアマの違いは事故を起こすか起こさないかなのだ。