24時間TV ギャラの説明責任

24時間TV は偉大なるマンネリである。
ところが多くの人に支持されている。
その一つが『キレイ事』
会社では上司に無理なノルマを課せられ
客からはいわれのないクレーム、
通勤では混雑とマナーの無い人に苛立ち、
家では家族とつまらない言い合いをする。
それで給料は上がらない、どころか私は下げられた。
そんな生活を長く続けていれば、24時間TV のようなキレイ事はほっとする。
悪い人が一人もいないのだ。
みんな弱者を助けようと汗を流している。
何のために無茶なマラソンをしているか、なんて考えるのは野暮。
せっかくのキレイ事なのに、裏で金が動いていると聞くとがっかりするよね。
チャリティ・コンサートは収益をチャリティするのであって、収入をチャリティするのではない。
つまり、必要経費を除いた額がチャリティに回される。
基本的に出演者のギャラはない、ただし交通費宿泊費は微妙。
24時間TV は必要経費はスポンサーが支払うことになっているので
募金の総額がチャリティに回されるので基本的に何の問題もない。
経費の中に出演者のギャラも含まれているわけで。
だからこそ、堂々と受け取れるわけだ。
ポイントは必要経費の中に局の利益も含まれる。
つまり、チャリティという名の営業活動なのだ。
募金には手を付けていないから問題はない、というのはわかっているけど、どうもねえ。
日テレも出演者も自分たちの利益を確保した上で募金を呼びかけるというのが
心情的にしっくりこないわけだ。
社会貢献しているんだから、という上から目線がしっくりこない。
自分たちの利益をしっかり確保した上でのチャリティというのは
テレビというシステムをフルに利用したすぐれたコンテンツである。
テレビの中にボランティアはいないというのが普通のチャリティと違うところだ。
ちなみに
ネットで見た限りでは、タレントのギャラはフル出場のタレントで500万から1000万。
武道館でちょこっと出る大物で100万。
徳光は1000万以上のギャラということで外されたと書いてあった。
ちなみに
私は5分も見ないけど。