ムーブとワゴンR

レンタカーで珍しく軽自動車を借りた。
最初は白いムーブ、比較的新しくアイドルストップを装備。
運転席の足元も余裕があり車内も広い。
下手なコンパクトより快適快適。
ところが走りだしてすぐに気がつくのがパワーがない。
普通に踏んでいては加速しない。
一つはエンジンパワーが絶対的に足りない。
もう一つはCVTができるだけ高いギア比を選択していると考えられる。
踏み込めば軽自動車独特のエンジン音が盛大になり加速してくれるが。
慣れるのに時間がかかったのがタイトコーナーでハンドルを切った時
フロント外側のタイヤのグリップがスカッとなくなる。
タイヤがパンクしたかと思った。
軽自動車は狭いところをキビキビ走るのが本領発揮。
キビキビ走れないとなるとストレス溜まるなあ。
要するにターボ付きのタイヤもサスも良いグレードにしろということだ。
もう一つ
アイドルストップはいいんだか悪いんだか。
エンジンが止まってから再始動するときのフィーリングが悪い。
信号が青になってブレーキを離してセルが回る。
私は青だからアクセルを踏んでいるわけだが、クルマはまだエンジン始動中。
ほんの1秒そこらなのだけど、その後アクセルを踏んでいるのでガクンと加速を始める。
ブレーキを離してエンジンがかかったのを確認してからアクセルというプロセスが必要なんだな。
ちなみにメーターの燃費表示は17km/L、満タンでは16を切るくらい。全て一般道。
さて、もう一台はワゴンR
マツダ系のレンタカーだったので名前は違うけど、ワゴンRとしておく。
こちらは少し古い、5万キロというところ。
エンジンはダイハツより少し良い感じ。加速も良い。
ただし、先程も書いたように新しいほど燃費優先の設定なので。
少し年式が古いぶんサスやシャーシの性能がムーブより劣る。
コーナーで不快なロールが盛大。ブレーキの時のノーズダイブも強めだ。
こちらもターボ付きのスポーティグレードにすればバランスが良くなるだろう。
所詮、私がレンタカーになるような最低グレードの軽自動車を評価するのが間違っているのか。
こちらは15km/Lを割り込む燃費。全て一般道。
ただし、今回の北九州は37度の猛暑。
旅行中ということもあり、車内で休憩することも多々あったのでほぼ最低燃費といえるだろう。