ケニアの邦人強盗殺害事件

企業戦士の死者がまた出てしまった。
突如の死亡に本人も周囲の人間も無念であっただろう。
何も悪いことをしていないのに殺されてしまうというのは理不尽なことである。
悪いことはしていないが落ち度は無かっただろうか。
いくつか考えてみた。
1.アフリカにいること
アフリカは危険なのである。
私はそちらの方には詳しくないので、どこがどれくらいを具体的に理解していない。
しかしながら、今年に入ってからも各地で紛争、テロの被害に遭う人が報道される。
拉致されて無理やり連れて行かれたのなら落ち度はないが
自分の意志でアフリカにいたとなればそれ自体が落ち度と言えなくもない。
君子危うきに近寄らず、である。
2.企業戦士
とは言っても、実際会社から『行け』と言われればたいていは行くよなあ。
それが会社員である。
裏を返せばそういう会社にいる事自体が広い意味での落ち度かもしれない。
ちなみに私の会社で一番遠い転勤は今の職場で自宅から90分の距離である。
都市銀行など3年に一度遠くに飛ばされるという。たいていは国内だが。
アフリカに飛ばされるような会社はそれほど多くはない。
沈まぬ太陽の世界だね。
3.大金
300万円を銀行でおろして持っていたという。
アフリカでである。
これがどのくらい危険なことかは私には計り知れないが
結果を見れば死ぬほど危険なことのようである。