熱中症の搬送者、1週間で2594人

夏が暑いのはかなり昔から当たり前なのである。
それをいかにも一大事みたいな論調でマスコミが騒ぐ。
問題なのは、その暑さの指数を搬送者数で表そうとすること。
そもそも、熱中症かどうかは医師が判断して初めてマスコミの好きなデータになるわけで
それを暑くて気分が悪いからと、救急車をタクシー代わりに使うやからまで
面白半分にデータにするというのはいかがなものか。
最近はどの番組でも「こまめに水分補給を」などというものだから
ちょっとでも喉が渇けば『水だジュースだ』とさわぐ子供に迷惑している。
暑さでちょっとでも気分が悪いというなら、約8千万人が熱中症、もしくはうたがいがある。
最近の民放の天気予報で暑いといいつつ、何度か言わない。
表示は気温の高かった数カ所のみ。
データをろくに示さずに暑さだけを強調する。
さらに、気圧配置図もほとんど表示しない。
とにかく理論的な裏付けなしの報道姿勢なのである。
どうせこの話題を書くのなら、その地域の気温と人口と搬送者の相関図を提示すべき。
搬送者の数だけ正確に書いてどうする。