何度もここで書いていることだが、また似たようなことを。
情報番組で地元の人のインタビューが。
たいていは、観光客が増える、賑やかになる、という。
あとはおみやげや食べ物の宣伝。
基本的に世界遺産登録に暗躍してきた人たちの原動力はお金でしか無い。
富士山や富士山の文化を金づるにしか思っていないのが悲しい。
日本人にとって富士山が世界遺産かどうかはどうでもいい。
富士山はいつどこで見ても日本人の心の山、信仰の対象なのである。
それなのに、どこに行ってもおみやげ屋と食べ物屋と自動販売機。
5合目から上のすべての商業施設を撤去しろ。
文化遺産であってショッピングセンターではないのだ。
河口湖などはいくら俗化しても許すとして、富士山本体は世界遺産として残すべき。
一部の人の利益のためというのは許すべきではない。
もう一つ。
三保の松原の登録も多くの委員の意見で通ったという。
どうも胡散臭いな。
あくまでも私の推測ではあるが
委員たちに日本マネーが流れたのではないか。
世界遺産登録に異常なまでに熱心な人たちのことである。
それくらいの小細工はしてもおかしくない。
そもそも、世界遺産を立候補して勝ち取るという方式がおかしい。
多くの人達が『素晴らしい』と評価したものが時間をかけて選考されるべき。
世界遺産登録を決定する側も胡散臭い。
同じ穴のムジナのように感じている。
世の中、なんでもお金なんだよね。