日経平均、終値1万2445円 「黒田緩和」前の水準に

というわけで株価はもとに戻っただけである。
大騒ぎするほどのことでもない。
そもそも、民主政権の時代の株価は低すぎた。
民主政権の人たちには経済や景気には興味がなかったから仕方ない。
それが去年、解散が決まる頃からミニバブルが始まった。
もともと日本経済、もしくは日本の企業の能力から考えて9000円というのは安すぎた。
というわけで、私の意見としては日本経済に適正な12000円に回復したわけで。
さらに、イケイケドンドンというわけで、「黒田緩和」という口先だけ、小手先だけの政策。
ここからは本当のミニバブルである。
どこまで上がったにしろ必ず反落はある。
何年か株を見てきた人なら容易に想像できる。
というわけで、下がった。
もう一つのポイントは市場のお金の出処。
結局、外国人、ヘッジファンドなどの金儲けのために乗せられたに過ぎない。
景気回復、株価の値上がりのためには安心して株式投資できる土壌だ。
外国人などが暗躍しても安定的に変動する市場が大事。
ところが、今の一般の人の考え方は『株などに手を出せば身の破滅』
こんな土壌で本当の成長などあるわけがない。