スーパーハイビジョン「8K」2020年放送開始

今4Kテレビという技術が話題である。
まだその高画質をこの目で見たことがない。
2Kとか4Kとは何か。
これは、ハイビジョンの水平解像度の俗称である。
Kとはキロ、つまり1000倍のことだ。
現在のフルハイビジョンテレビの解像度は1920×1080
4Kとは横4,000×縦2,000前後の解像度を指す。
「水平解像度500本」であれば、テレビなどの画面表示において、
500本までの垂直線が見分けられる(それより狭い間隔の垂直線は表示不可能)
という事になる。
これまでは水平解像度で480とか720とか1440と分類していたが
4Kは横方向の幅で4000ピクセルとカウントするようである。
我が家でもブラウン管テレビの最後が32インチのワイド画面であった。(480SD画質)
10万円出して初めて輸入品の32インチの液晶テレビを購入。
まだテレビに地デジチューナが無かったがBSがデジタルチューナなどの
720程度のハイビジョンでも大感動した。
ところがすぐに飽きたらなくなり、ブランド品のアクオス37インチを購入。
フルハイビジョンを楽しむことになった。
そして、忘れもしない3.11。
なんとその前の週に46インチのLEDアクオスを購入していた。
3.11の翌日の土曜日配達のはずだったが…。
倉庫の商品が崩れ落ちたとのことで、配送ができなくなったとヤマダ電機から連絡。
3週間くらい待たされてようやく配達された。
ところが40インチを超えてくるといよいよ解像度が足りなくなる。
パソコン用の高精細なドットだと20インチくらいでもフルハイビジョンは可能だが
普通のテレビのドット間隔だと32インチあたりが720ハイビジョンとフルハイビジョンの境目らしい。
そして40インチを超えてくるとディテールにちょっと物足りなくなるのである。
したがって4K技術だけ進歩してもそれをたのしむには50インチ以上の大型テレビ、
もしくはプロジェクターが必要ということだ。
大型画面がない人には絵に描いた餅でしかない。

追伸
現在のデジタル放送は1440×1080i/1920×1080iであり、
これは水平解像度が1440本/1920本に固定されている事を意味する
(ディスプレイ側でその能力を満たしていない場合は、スケーリング処理がなされている)。
これにより現在では水平解像度の値は、
テレビ受像機やビデオ機器の画質の指標として過去のものとなった。
上記の本文にて間違った表記があったので調べた上、訂正しました。