三浦エベレスト80歳

昨日はどこの局もトップニュースであった。
80歳でエベレスト登頂という快挙。
三浦本人の体力体調の管理能力は相当なものと推察する。
ところがである。
果たして、本人の気力と体力でなんとかなるものだろうか。
まずはスタッフである。
単独登頂であれば、年令に関係なく快挙であるがそれはない。
それどころか映像を見ると、よぼよぼの三浦を気遣うシーンの連続である。
登ったというより登らされたという感じだ。
次はお金。
エベレストが見えるところまで行くツアーの金額をみても結構なものである。
何十人のスタッフを移動させて1ヶ月以上食べさせるだけの金額が必要なわけだ。
そのスタッフはなんと三浦の血族で構成されている。
登りたい、登らせたい、登って欲しい、という人たちのお金が動いているわけで。
この一族はどうもこれがお仕事のようである。
もう一つ
三浦は過去にいくつかの大病をしているそうだ。
年齢と病歴を考えれば普通の家族であればやめさせるほうが自然だ。
ところが、一族で背中を押しているところがどうもしっくりしない。
さらに、三浦本人も体調の不安は持っているはず。(と思いたい)
それでも、彼を駆り立てるのは死んでも構わないという気持ち。
命をかけての大冒険なわけだ。
でもね、スタッフには妻や子がいる人も多かろう。
死んでもいいと思っている人とのお仕事はきついよなあ。
本人はエベレストで死ねれば本望と思っているだろうけど。
男のロマンより一族の収入が気になってしまった。