「卵子バンク」提供、3組成立 半年後に体外受精

我が家も子供ができなかった夫婦である。
あきらめた。
それが運命だからである。
五体満足な人もいれば、子供の頃から障害を持つ人もいる。
事故や病気であるときから急に不自由な生活を余儀なくされることもある。
誰のせいにしようが、誰を恨もうが人生を変えることはできない。
まして夫婦に子供ができないというのは、自分たちの問題。
運命でしか無い。
それなのに、最近、そうでもないらしい。
最新の科学技術とお金の力で子供を手に入れようというのだ。
子供を欲することは悪いことではない。
でも、金にものいわして無理やり手に入れるというのはしっくりこない。
倫理的にどうかなんて難しいことは言わない。
もうひとつ
アラフォーの高齢出産が増えているという。
一昔前なら、母子ともに危険なことだった。
それが医学の進歩とかで結構普通にあるそうなのだ。
ここでもお金をたくさん積んでいろいろな手段で、というのが多いらしい。
医学が進歩しても人体は昔とそれほど変わらない。
母子の危険度は変わっていないのだ。
運命を受け入れずにお金で自分の欲を満たそうとするのは良いとは思わない。
さらに、違う卵子では遺伝的に問題が残る。
子供が大きくなってDNAが違うことを告知するという心配までしなければならない。
子育てをするという本質を歪めてしまってまで子供を欲するというのは全く自然ではない。