B787の改良バッテリー承認 運航再開へ

羽田でタキシングの最中に沖止めされている787を見た。
エンジンにカバーがかかっていてなんとも寂しそう。
最新鋭の機体が泣いていた。
能力が十分にあるのに、何らかのいちゃもんを付けられて
ほされている人はどこの職場でもいるのか。
もう一つ、バッテリー問題で話題になった三菱アウトランダーPHV、
私の先輩で早速購入した人がいたので、その後をきいてみた。
ディーラーからは充電をしないように言われている。
したがって普段はガソリンを入れてHVとして使うことになる。
余分に使っているガソリンについては三菱が負担するそうだ。
運がいいことに初期納車の段階で発覚しているので
三菱の損失も最小限であっただろう。
今回の事例は最新のバッテリーの不具合。
回路やシステムも含めて最新というのは諸刃の剣である。
常にこういうリスクを背負っているのだ。
子供の頃、まだ開通数年の新幹線こだまで熱海に連れて行ってもらった記憶がある。
走りだすとすぐに信号故障や先行車の車両不具合などで本線上で停車してしまった。
慣れた乗客たちは『またか』と落ち着いていた。
当時は12両、ダイヤも1時間に数本だった。
1970年ぐらいからシステムが安定して大増発、16両化が可能となった。
787にしてもオスプレイにしても新幹線にしてもPHVにしても初期不良
ガーガー言うのは正しい言動とはいえないな。
科学技術の進歩とはそんなものだ。
逆に原発のように絶対安全という神話にあぐらをかいてしまったのも良くなかった。
結果として進化を阻害して大事故を起こしてしまった。