ジョニー・デップのダーク・シャドウ

ジョニー・デップティム・バートンのコンビの映画である。
最低限のクオリティが保証されている。はずだ。
デップがバンパイヤとなり200年の眠りから覚めて現代に生き返るという話。
200年前の逸話と現代とがリンクしていて面白い。
さらに、200年のタイムラグをうまく演技しているのが笑えた。
ところが嫁さんもネットでの評価も今ひとつなのである。
それどころか面白くない、というコメントも多数あるのには驚いた。
あのコンビの映画の良いところは、変に説教じみたり正義感を出したりしないところ。
特にダーク・シャドウは悪と悪という設定なのが良い。
セリフも皮肉とひねりが満載で良かったのだけど
現代の人には、もしくは日本人にはこういうのは受けないのかな。
もうひとつ
ボンドガールの魔女役がセクシー全開で良かった。
映画に水戸黄門のような勧善懲悪、とっても良い人を求める人には不向き。
みんな悪者というのも面白いではないか。
最近では北野武の映画がそんな感じだな。