アントキノイノチ

原作さだまさしの小説を映画化。
話題にもなったし題名も面白い。
遺品整理屋という舞台も興味がある。
ところが、これだけネタが揃っているのにつまらないのである。
その一つが配役。
イケメン過ぎる、かっこ良すぎるのである。
いじめられたとか、精神病だとか、いろいろ設定しても全然入ってこないのである。
ストーリーの泥臭さから考えてもこの配役はないだろう。
もう一つが遺品整理屋。
誰かのコメントでも書かれていたが、イケメン強調のため一人だけマスクをしない。
ストーリーやネタは良かっただけにチープな作り方がダメだ。
おくりびとと告白のいいとこ取りという感じになった。
最後は同じ原作の解夏みたいに。
途中から「ああ、あの映画のあのシーンか」という見かたになってしまい早送りモードに。
星2つ。