TPP交渉参加

先日、自宅の米がなくなったのでいつものネット店舗で30kgを購入した。
10kgあたり3500円ちょっとの米である。
いつもは3000円程度だから今回はちょっと奮発したわけだ。
なんたって憧れのコシヒカリである。
ところが届いた米袋は紙製でイラストやなどは無いシンプルなもの。
帰宅した嫁さんが貼ってある小さなシールを見て私に言う。
「このお米○○国産って書いてあるけど大丈夫なの??」
以前は同じ店で福井産を購入した。
同じ米屋でも内外を扱っている。
面白いのは外国産が決して廉価では無いこと。
外米も結構な値段がするわけだ。
先日、TPPのニュース解説を見ていて関税の税率について紹介。
なんと、米は700%と書いてあった。
早速税関のHPから調べてみた。
さすが税関、すごくわかりにくい表記、表である。
402円/kgとあった。
10kgで4020円の関税。
隣に暫定とWTOいう数値がある。49円/kg、341円/kg。
意味が全然わからないし、このページに説明は無いから探して調べろということだね。
もし、関税がなくなれば10kg1000円以下の米が市販されるわけで
それでも3000円以上の米を買う人が何人いることか。
さらに
スーパーの米を買うとわかる。
美味しくない。
新米と書いてある袋でも、ネットで仕入れた新米と比べて「本当か?」というレベル。
米の入っているポリ袋にはなになに県産とかブランド名が書いてあるけど。
農家を守るということは粗悪な米を売ることとイコールなのだろうか。
私達日本人はお米マイスターではなくてもある程度の味はわかるのである。
それが日本人のDNAだから。
それなのに日本酒として合成酒を売り、新米に古米を混ぜて売りさばこうとする。
お米は世界で一番美味しい炭水化物なのに、日本でコメ離れが進んでいるという。
だれがダメにしているのか、TPPの前にはっきりさせろ。