グアム島無差別殺人

グアム島で悲惨な通り魔事件が起きた。
なんの落ち度もない人たちが殺されたりケガを負った。
酷い話である。
どうせ大した理由もなく身勝手な犯行動機なのだろう。
私なりにその背景を推理してみた。
黒澤映画の名作『天国と地獄』に代表されるように
犯罪の動機の一つに富裕層への妬みがある。
日本も含む世界での暴動のほとんどが貧民層の怒りのはけ口だ。
政権の批判だったり外交の批判だったり過去の戦争の批判だったりするが
結局大手企業や金持ちへの破壊行為がほとんどである。
貧民層の人ほどものを壊すのが好きなのだ。
貧民ならものを大事に使うと思うのだがそうでもない。
逆に壊してしまうから余計に金がかかって貧乏になるのだろうか。
話がそれた。
グアム島の犯人がどんな人間かわからないが
観光で訪れている日本人を殺したい衝動にかられたのだろう。
その理由は富裕層への反感であろう。
私はハワイにもグアムにも行ったことがない。というか、行けない。
金も時間もないのだ。
休日は適度にあるがそういう時の旅行代金は不当に高額なのだ。
だから行けないのである。
つまりグアム島にいる日本人はぎりぎりの生活をしている人はいない。
金も時間も余分にあるような人たち、すなわち富裕層なのだ。
なんのためらいもなく何万円もおみやげ店で支払う人たちなのだ。
普段の生活にあくせくしている人から見れば妬ましい。(私も)
海外旅行は日本人にとって身近なものとなったが、決して万人が楽しんでいるものでもない。
海外旅行は少なからずこういう反感の中に行くことなのだ。