日野コンテッサ

IMG_0048
IMG_0049
大人になってから、じわりじわりと好きになったクルマである。
一見イタ車に見えるが純国産、輸出もほとんどされていない。
この写真は2代目コンテッサ、1964から1967年まで販売。
日野自動車は67年にトヨタと提携することになり、競合をしないために
この名車の生産を終えてしまった。
ジョバンニ・ミケロッティが手がけ、その優雅なスタイリングから、セダン、クーペとも、
イタリアのコンクール・デレガンスで複数年に渡り多数の賞を受賞する成功作となった。
思えば60年代は有名デザイナーを積極的に起用して優れたデザインのクルマが多かった。
117にしても、コンテッサにしても、シルビアにしても、いま見ても美しい。
調べてみると全幅1530、エンジンは1.3、980kgと現在理想とされている軽自動車の新規格のようだ。
もっと大きいイメージがあったけどれっきとしたコンパクトカーである。
私の年齢では中古車でも乗る機会はなかったのだが
車好きのおじさんで乗っていたという人は身近にもいる。
RRの加速感は素晴らしいそうだ。
ただし、ぬれたり荒れた路面はフロントタイヤのグリップを失いやすく
危ないと言っていた人もいたっけ。
新型車としてこのまま発売しても結構いけるのではないか。
少なくとも私は買う。
トヨタさん、ヴィッツベースで出してよ。
(ヴィッツベースといってもRRじゃオール新設計になっちゃうか)