壊れたパソコン

今月に入って立て続けにパソコンが壊れたと我が家に持ち込まれた。
ノート、デスクトップといろいろある。
さすがに最近は治して使いたいという要望はない。
以前には「まだ3年しか使っていない、直してくれ」と言われたこともある。
ところが、そういうお客は後でうるさいのがよくある話。
しかるべきサービスに持っていくように伝える。
その時のHDDの交換、Windows のインストールなど技術料も入れると数万円になる。
たいていはその見積額を見て、私のいうことを納得して買い替えを決意する。
もう一つ言えるのが、パソコンは消耗品で高価な割に対応年数は短い。
心配な人は購入時に長期保証などに加入することを忘れずに。
持ち込まれたパソコンの目的は、HDDのデータの救出。
たいていはなんとか引っ張り出せるのだけど、HDDが動かないと手のうちようがない。
バックアップはこまめに。
さて、壊れたパソコンでもデータは生きているというのがポイント。
データの救出とHDDの完全廃棄を希望して私のところに持ち込まれるわけだ。
生きているパソコンの場合、よく「テータをすべて消去した」と聞くのだがこれは危ない。
消しただけでは、データはまだ生きている。
専用のソフト(市販品)を使えば取り出せるのである。
だから、完全に消去するのならその上に上書きする必要がある。
もしくはHDDを物理フォーマットする。
そういうソフトも市販されている。
ただし、これはパソコンが生きている時には有効だが、
Windows が立ち上がらなればどうしようもないね。