新型液晶テレビのニュース

海外の見本市で新型の液晶テレビの発表があったとのニュース。
トレンドは『4K』だそうだ。
危険、汚い、きつい…という話ではない。
液晶テレビの解像度の技術だ。
フルハイビジョンが一般化して久しい。
フルハイビジョンとは1920×1080の最高解像度規格のこと。
Blu-ray DiscNHK BS Digital Hi-Visionなどがメディアとなる。
地デジはすべてがフルハイビジョンというわけではない。
液晶テレビの出始めの時は32インチが主流。
実はこの程度だとフルかどうか見極めるのは難しい。
40インチを超えてくると解像度の良さを実感できる。
ところがである。
60インチを超えたあたりから今一つになる。
なんでも同じ映像を拡大すればぼけてくるのである。
去年あたりからその影響がモロに出るプロジェクターで4Kなるものが登場。
フルハイビジョンの規格が1920、約2千、したがって2K(2キロ)である。
これを擬似的に2倍、すなわち解像度を4000にしようという技術。
当然パネルはこれまでのフルハイビジョンの横軸で2倍のドットを有する。
ところがメディアはブルーレイが最高。
そこでデジタル技術を駆使して隙間のドットを埋める。
これにより、擬似的に横軸で4千ドットの解像度となるわけだ。
もちろん、将来的に4Kのメディアが登場するのだろうが
60インチ以上で見られる環境のお宅は少ないか。
と、ニュースで説明しているところは無かった。
報道の連中は4Kの意味を知らないのではないか。
もう一つ。
液晶テレビのトップメーカーのサムスンが史上最高販売額だそうだ。
なんと16兆円とか。(スマホなどのトータル)
小さな国の国家予算だな。
LGも相当の売上があり液晶テレビの国際シェアが40%という。
韓国恐るべし、である。