坂の上の雲

いよいよ昨夜から年賀状の作成を始めた。
とは言っても、心のこもっていない形式的なものゆえそんなに時間はかからない。
嫁さん用の文面と私用の文面を作成、印刷である。
宛名は有名ソフトで印刷。出す人はちょっと前に決めてあったので抽出モードにして印刷。
おっと、確認したつもりでも喪中の人が出てきた。
今朝からそのプリントアウトをしていた。
嫁さんはお仕事で早朝より出勤。
今週、旅行に行くのでその準備をしていた。
洗車でもしようかと思ったが外は結構寒い。
無理せずインドアで過ごすことにした。
先週からコツコツ見ていたNHK坂の上の雲、本日最終話を見終えた。
CGもよくできている、脚本は良い、原作はもっと良い、さらに
5.1ch音声の放送で音質までかなり良い。
大変良くできたドラマである。
明治期の楽観的な…というナレーションが耳に残る。
日清日露戦争をこうしてじっくり見てみると、勝利したというがちょっと違う。
その時代の事情、参謀の能力、そして運、である。
それを何年か経つと、伝説となり変な自信につながっていく。
無謀な太平洋戦争に突入したわけの一端が見える。
そして昭和の戦争に運で勝利するようなことは無かった。
そして、二百三高地奉天で多大な人命を犠牲にしながら運良く勝てた生き残りたちが
日中戦争からの地獄にしてしまったこと、
日本海海戦を運良く勝てた生き残りたちが、時代遅れの巨大戦艦を作って自滅したこと、
後の暗黒の昭和史を示唆する場面が印象に残った。