京都に鉄道博物館 16年開業へ

西日本といえば弁天町のガード下の博物館を思い出す。
狭いけど長い敷地に濃密な展示がされている。
とはいっても神田にあった博物館のように薄暗く古い建物というイメージはいっしょ。
神田の博物館は大宮に移設して大成功。
というわけで、西日本も郊外に移設することにしたのだろうけど、京都とはね。
京都といえばSLの聖地、梅小路があるわけで。
記事を見ると梅小路のリニューアルのようだな。
梅小路は72年開業とある。
72年といえば国鉄から蒸気機関車が全廃された年と前後するはず。
まだ動けるSLを梅小路に集結させ『動態保存』という素晴らしい生き残りの道を選んだ。
一両一両が素晴らしい歴史遺産なのに経費の問題で動態保存できなくなったものもある。
さらに日本で大型機関車を保管できる扇型機関車庫と転車台をフルスケールで
残しているのはここしか無いだろう。
C62が機関車庫から出てきて転車台を回るシーンなどエンターテインメントである。
時代が流れて、いよいよ機関車だけでは客が呼べなくなったのか
大宮の成功をもらいたいのか、リニューアルするそうだ。
先にも書いたように弁天町の収蔵も結構いけている。
動態保存のSLとあいまって大宮をしのぐ素晴らしい博物館になるだろう。
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