マツダアテンザクリーンディーゼル試乗

マツダ、アテンザ ディーゼル車の出荷は2013年2月後半
市内に新しいマツダの店舗ができたとの広告があった。
ようやく今日、買い物の帰り道による。
クルマを客用駐車場に入れると営業マンが出てきた。
アテンザを見に来た、と告げる。
セダンタイプとワゴンタイプがあるそうだ。
どちらもボディはなめらかな曲面で構成されている。
なかなかかっこいい。
特にフロント周りはどんとグリルが垂直に口を開けていてアウディのようでいいではないか。
噂のディーゼルの試乗車があるというのでお願いした。
ガンメタのセダン。
エンジンはすでにかかっている。
近寄るとディーゼル車独特のアイドリング音はするが音量は小さい。
乗り込んでみるとなかなか良い。
黒で統一されたインパネ。
特に革巻きステアリングの感触がいい。良い皮を使っているそうだ。
シートの調整をすると着座位置は結構低くでき、囲まれ感がある。
レクサスに近い感覚だな。
通りに出る。
さすがディーゼルエンジン、なめらかに走りだす。
トルクがあるからATなのにダイレクト感がある。
広いところで少しアクセルを深く踏む。
だいたい2500回転くらいでシフトアップ
2000回転で最大トルクに達するのでこの程度の回転数で十分パワフル。
ディーゼルエンジンは高回転が、なんていう定説はどうでもいい。
ハンドリングはとても素直。マツダはこの点はいいよね。
19インチタイヤを履いているとは思えないほどしなやかで乗り心地がいい。
足回りがしなやかなので19インチはバランスがいまいち、要らない感じもする。
問題はディーゼルエンジンにフィーリング。
うるさくはないのだが全域でザラザラ感のある振動と音である。
あえてガソリンエンジンのような味付けはしなかったのか。
これパワーでモード燃費は20を超えるというからすごいことになっている。
もう一つ、全幅1800を超えている。
クラウンよりデカイ、レクサスGS級である。
アテンザはカペラの後継のように思っていたが、もはや大衆セダンではなく
プレミアムなイメージが強くなった。
ディーゼル車はすべて300万円超えである。
外国では売れるかもしれないが日本では販売台数は伸び悩むだろう。
かっこいいんだけどなあ。