ああ、今年もついに12月である。
人生の折り返し地点をとっくに通過した私にとって
年をとるというのは三途の川への一里塚でしかない。
ちっともおめでたくなどないのである。
さらに我が家には子供がいない。
長生きしても喜んでくれる人もいないわけで。
まあ、今時長生きしても喜ぶ子供もほとんどいないのだろうけど。
さらに嫁さんが大晦日の夜勤を引き受けたそうだ。
大晦日の夜勤のなり手がいないそうで、しばらくやっていなかった嫁さんが押し付けられた。
我が家にとっては年末年始はおめでたくもないし、働くこともやむなしなのである。
さらに、緊縮財政で毎年年末に購入していたブルーレイレコーダーも今年はかわないことに。
節約して使っていたHDDであと一年持たせることにした。
そんな我家で購入したのは、炊飯土鍋。
1300円。
何年か使っていた土鍋が老朽化したこともあり、ケーヨーデイツーで購入した。
電気料金節約のためでもある。
お米を研いで30分以上水を吸わせてからコンロで加熱。
沸騰したところで弱火にして5分、湯気の匂いを嗅いでこのへんで、というところで
火を止めて15分のむらし。
この手間が電気炊飯器を超えるのである。
おこげのでき具合を確認して、炊飯のデキを判定する。
美味しいご飯を食べるにはたいへんなのである。
いよいよ12月、私の仕事も忙しくなる。
おまけに職場の検診、持病の検査、久しぶりの免許の更新まである。
生きるということは大変なのである。