マンガ家・さかもと未明が搭乗した飛行機で起こしたクレーム騒ぎ。
泣き止まない乳児と同じ飛行機に搭乗したさかもとが、その泣き声に耐えられず、
航空会社にクレームを入れるまでの一部始終を記すことで
「搭乗マナーや機体の工夫について、議論すべき余地はまだまだあるはず」と問題提起したが、
ネット上では反対に、さかもとの行為に対する批判の声が殺到。
綺麗事をいえば泣くのは仕方ないと言うことになる。
それでもね、静かな機内でそれも近くでギャーギャーやられては凹むね。
何よりも赤ちゃんが可哀想だ。
おとなしくしていろと縛りつけるわけにもいかず。
そもそも航空機は仕方なくほんの少しだけ機内の気圧を下げている。
耳がツーンとしない程度のはずなのだけどなれない人は違和感あるだろう。
まして赤ちゃんではムズムズするのは当然である。
不快感あらわに泣くしか無い。
つまり、赤ちゃんのためを思うなら航空機に乗せるべきではない。
何人かの人のコメントにも『親が悪い』というのがあった。
次に、
以前に私が出くわした例では
たいていの親が席を立って、扉付近でだっこしながらあやしていた。
夫婦交代でやっている例も散見された。
いろいろな理由があって仕方なく飛行機に乗せることになったのだから
この程度の気遣いや苦労は親とすれば仕方ないと思っているだろう。
そんな親に文句を言う人は多分いないと思われる。
もう一つ、
私がこの事案のように我慢出来ないくらい泣かれたらどうすべきか、
航空会社に質問したことがある。
回答が来た。
「乗務員に速やかに伝えてほしい」とのこと。
航空会社にとってもうるさい赤ちゃんのせいで満足度が下がったり
苛立ちや怒りが違う方向に向けられることをよしとはしていない。
また、乗務員にもその手のノウハウが蓄積されているはずだ。
席の移動などは典型的。
本当に必要なことは『それくらい我慢しろよ』と他人に強制するのでなく
できるだけ多くの人が快適に過ごせるようにすることだろう。