フォルクスワーゲンUP!試乗

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面倒なので今日のぶんの日記の写真はまとめて撮影してしまいました。
使い回しします。
さて、昼過ぎから買い物に出かけた帰り道フォルクスワーゲン店による。
もちろん先日発売したばかりの新型車UP!を見るためだ。
試乗車は店の前の一番目立つところに置いてあった。
白の4ドア。
嫁さんはハイト軽より少し大きいぐらいか、というがいやいや。
全幅は1650。5ナンバー枠いっぱいというわけではないがそれなりのボリュームはある。
丸っこく作っているので大きさを感じさせないのだ。
国産車は大きく見せることをよしとしているだけに斬新に映る。
室内は軽より幅はちょっと広いが長さはそれほどでもない。
リアシートのニースペースもミニマムである。
シートの作りはドイツ車らしくかっちりしている。
ダッシュボードのメーター類やエアコンなどこちらもミニマム。
純正カーナビがオンダッシュの5インチタイプだった。
日本のクルマは軽自動車でも7インチカーナビの穴が用意されているのにね。
さて、いよいよエンジンをかけて走りだす、という前に営業マンから丁寧な説明。
このクルマはシングルクラッチのASGというミッション、独特の操作感だそうだ。
シングルクラッチというのは、普通のMTの操作を機械にやらせるということ。
MTだからクリープは無いし、シフトにPのポジションもないわけだ。
走りだすとわかるわかる、MTの感じだ。
シフトアップするときに一度クラッチを切ってギアを入れてクラッチを切る、
という動作がわかるのが面白い。
私ならもう少し速く操作できそうだが、丁寧な運転のMT車タクシーのようだ。
エンジンは1000cc、これが実に良い感じで加速する。
国産の1.3よりフィーリングがよい。
ある意味少しざらつく感じだがその分しっかりトルクが出ている。
ドアを閉めるときにすぐにわかるのがボディ剛性、走っていてもすごくいい。
パワステはやや軽めだが、コーナリングの感じは合格点。
少しペースを上げても安定した挙動である。
4ドアは168万円、このクォリティなら国産車と比べても何の遜色ない。
ポロが200万と聞いたときはちょっと考えてしまうが、UP!のライバルはいないな。
すごいクルマが出たものである。