日本沈没73年版藤岡弘いしだあゆみ

先日スカパーで放送したものを観た。
久々の日本沈没である。
73年当時私は小学生くらいか。
この映画が私の人生を狂わせる。
理系、地学へと進ませることとなる。
ところが、地学というのはなかなか進路が狭い、結局理学部へ進むのだが。
それでも地球化学への興味は薄れることなく
火山や地震を今でも追いかけているのである。
久々に観たのだが、全く色あせることがない、小松左京の原作はすごかった。
もうすぐ40年が経とうとしている。
科学も画期的に進んだと思いきや、この当時とそれほど変わっていないことにも驚く。
今だに地震予知やメカニズムはまだまだなのである。
それどころか阪神淡路大震災や3.11を予言するようなシーンがでてくる。
06年の草なぎバージョンはどれだけすごいかと考えると大したことはなかった。
73年版がなければ大傑作なんだけどね。
キューブリックのスペースオデッセイと日本沈没のお陰でSF映画は作りにくくなったということだ。
2011年には3.11が起きて予期せぬ原発事故、日本は沈没しなかったが民主党政権が沈没しつつある。
事実は小説より奇なり。