おやじのスマホ

今日は朝に30分繰り上げ出勤、眠いよ。
ちゃんと手当を出してほしい。
そんなこと書くと『私は毎日会社に1時間前についています』なんて言われちゃう。
さて、本題。
昨日、久しぶりに実の父親に会った。
我が家から数キロしか離れていないのだが、用がないと会わないものだ。
と、テーブルの上に置いてあるのはスマホではないか。
「えっ、親父、スマホにしたの」
「まあな、アイフォンじゃないけどな」
と、触らせてもらう。
おっと、字が大きいぞ。
噂に聞く老人スマホだ。
でもね、私も最近小さい字が辛くなってきたから見やすくていい。
ついでにボタンも大きい。
メールはどうしているかと聞くと、パソコンメールで済んでいるから使わないという。
どうせだから私がメールを差し上げよう、と自分に空メールを打つ。
ところが反応が鈍いのである。
老人スマホの特徴のタッチ感度をわざと下げている。
だからしっかり押さないと反応しない。
老人はうっかり触ることが多いので便利なのだろう。
が、私にとっては時間がかかる。
親父が地図の使い方がよくわからない、というので見ることに。
ドコモの専用アプリのようだ。
検索の仕方を教えろというから、メニューボタンを押すようにいう。
住所を入力して検索ボタンを押すと一覧が出てくる。
選択して地図のボタンを押せばよい。
と、一度見本を示してからやらせると、老人用に大きい文字のボタンをちゃんと押し間違えて
訳の分からない画面を出していた。
まあ、ゆっくり楽しむというのが正解だね。