台風17号、愛知東部に上陸

19時過ぎに愛知県東部に住む後輩の家に取材のための電話をした。
関東地方の我が家より数時間早く暴風域に入ったそうだ。
ところが、上陸直後の電話をした時間帯は風が止んで月が見えているという。
まさしく台風の目に入った瞬間であろう。
私が滅多にない経験だと言うと、何回か経験しているという。
確かに関東地方よりは紀伊半島や東海地方の方が台風のコースになりやすい。
私の想像だが外に出て空を観察すれば
月に照らされた積乱雲の壁が空の全周に見えているのではないか。
昼間であれば、天頂は青空だが周囲は積乱雲に囲まれた状況だろう。
一度でいいからそんな景色を見たいものである。
天災は怖いのだが、ほんの少しだけすごい景色を見せてくれるのである。
その後、進路にあたっている長野県松本市の知人に電話してみる。
20時には暴風域に入っている。
ところが、その時点では風はそれほどでないという。
そのかわり、ものすごい雨が降っているらしい。
ニュースでも富士山、山梨で豪雨を観測しているという。
21時のニュースでは関東地方のほぼすべての線区で運休、
それに近い状況だそうだ。
それにしても、駅でのインタビューや取材で東京に遊びに来たけど帰れないとのネタ。
そもそも台風が近づいているというのは3日前から明らかな事。
それなのにわざわざ遊びに来るというのだから自業自得だね。
まあ、駅の階段や空港で仲間と「どうしよう」と会話するのも旅の楽しみというわけか。
結構毛だらけ猫灰だらけ…。
21時過ぎて我が家の地域も風雨がピークになっている。