富士山が世界遺産にそぐわないわけ

http://news.livedoor.com/article/detail/6934990/
富士山を世界遺産にという話は定期的に報道されるのだが
中途半端に推進する意見と反発する意見が紹介される。
実際はどうなのか。直接見てくるしか無い。
ところが、私は山登りが嫌いなのでなんとも。
5合目までは行ったことがあるがみごとに観光地だった印象。
この記事では丁寧に富士山の観光業と世界遺産との癒着が描かれている。
初期のこち亀で、何か民衆に受けるようなネタがあると両さん
せんべいやまんじゅうを売るとかジュースやカップ麺を法外な値段で売るとかの
ギャグがよくあったのだが、実はすべてデフォルメではなく真実であったということ。
富士山の頂上でビールが600円というのはコストを考えれば決して高すぎることではない。
そうではなくて600円も出してビールを飲もうとする登山者を揶揄しているのだ。
世界遺産に登録したいというなら、すべての商業施設を撤去すること。
自販機をすべて撤去すること。5合目までも乗合バスのみ。
公営の最低限の宿泊施設とトイレのみ設置すること。
つまり、富士山のままであることが条件だな。
観光業のための世界遺産ではいけないのだ。
金の亡者の業界と行政、金を払えばなんでもできると思っている民衆。
今の富士山はそういうところだな。
私のブログに文句をつける前に一度5合目に行ってみれば良い。