NHK受信料 東横イン争う姿勢

どちらかと言えばホテル側を応援したくなってしまう。
戦後以降に作られた法律が時代に合わなくなっているのに
行政立法の無策で未だにそのまま運用というのも少なくない。
NHK問題はその最たるものだな。
なんといっても職員の給料がかかっているから必死だ。
一般家庭は一軒に一契約というのが原則のようだがホテルは違うらしい。
法的にどうかというより心情的にホテル一部屋を一軒一軒とするのはおかしい気もする。
もし、部屋の運転率が100パーセントなら一晩100円ぐらいの料金になる。
でも、全国のホテルがどのくらいの運転率かわからないが
空いているホテルならヘタすれば客の負担も数百円になりかねない。
ホテル側はそのへんの矛盾をついていると思われる。
しかしながら、一般家庭でも昼間に学校や仕事に出ていると仮定すれば
テレビを見る時間は1日3時間前後にすぎない。
そのうちNHKの視聴時間は、と考えれば結構な受信料である。
報道に関してはNHKは高質である。
が、報道に関しては高い確率で民放に代替できる。
交換価値があるコンテンツとしては映画、音楽、ドラマ、科学あたりになるのだけど
ライバルの有料放送のWOWOWのコンテンツはものすごく分厚い。
今のNHKは民放より少しマシ程度なのである。
それでも、他の有料放送と同じくらいの額を徴収しようとするのは反感。
個人的にはWOWOW方式でスクランブル化してしまえば、こんな訴訟のムダもない。
公共放送としての使命と言うのなら、災害発生時のみスクランブル解除すればいい。
ただし、あの程度のコンテンツに2000円以上払う奴はそう滅多にはいないだろうから
結局潰れてしまうだろう。