新幹線ネタ二題

今日はJR-Eの新幹線ネタが2つもネットニュースで。
一つが北陸新幹線の新型車両の想像図が発表。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120904/trd12090421450015-n1.htm
JR-EはE2E3とスタンダードなフォルムを一転、
E4E5E6といかにも空力性能のよさそうなある意味毒々しいフォルムを選択した。
500系は300キロをうたいながらもデザイン的にはかっこ良さを追求したという。
かっこ良さは新幹線の王道的考え方だ。
ある意味何よりも優先される。
実は先頭形状で空気抵抗はそんなに変わらないという。
新幹線の模型を作るとわかる。それも編成の模型だ。
断面は4m四方に対して全長は400mある。
1対100の比になる。これは焼き鳥の串のようなものだ。
つまりとんがっていようと平面であろうと体制に影響なし。
空気抵抗からすれば一番面積の大きいボディ側面の15箇所ある繋ぎ目の段差のほうが一番大きい。
ところが700系以降トンネル進入時のトンネル内部の急激な気圧変化による騒音(トンネル微気圧波)の発生を抑えるため
複雑な先頭形状が流行ることになったわけだ。
それでもE4E5のダイナミックすぎる形状は驚くことはあっても、すごくかっこいいとは万人が思いにくい。
という長い文章の先入観を持って新型車両を見てみるとなんとも普通なのである。
ラピートほどの個性はいらないにしてもなんだか既存の車両の寄せ集めみたいなのはなんともである。
もう一つ。
来年3月ダイヤ改正でE5の最高速度が目標の320キロになるという。
速達便は3時間を切るというから立派である。
http://mainichi.jp/select/news/20120905k0000m040119000c.html
320の区間は宇都宮盛岡間とのことだがはやぶさは宇都宮には止まらない。
情報では小山あたりから最高速になるというのもある。
確実に狙うなら那須塩原駅がいいらしい。
楽しみである。
このワクワク感こそが高速列車の魅力なのである。
トンネルばかりの200キロちょっとしか出ないローカル線のような新幹線は残念なのである。