ドコモ「GALAXY S II」用 Android 4.0 で異常発生

テレビCMで主人公は携帯(スマホ)に話しかける。
すると、携帯は意図する答えを言ってくれる。
それを桑田佳祐渡辺謙などの大物タレントを使って自分の付き添いのように擬人化。
そして、行き着く先は「大丈夫」とか「がんばろう」など声をかけてくれるのだろうか。
今のアホな若者たちは携帯依存症に陥る。
その大半はメールやチャットなどを通じて相手との関係をシームレスに維持しようというもの。
過剰に人間関係を維持しようという裏側には、人間関係が切れてしまうといじめられる、
もしくは、集団から阻害されて猛烈な孤独になってしまうという恐怖感との裏返しだ。
こういう人との付き合い方は基本的に対人関係がうまくできなくなる。
携帯依存症はタバコと違って依存症が治っても欠けたコミュニケーション能力は治らない。
対人関係能力不全なの一因だと考えている。
そして、その決定打がこのスマホである。
話しかければ、意図する以上の答えを返してくれる。
携帯依存症は端末の向こうにいる人とのコミュニケーションなのだが、結果として端末が相手だ。
さらにスマホはそれに特化して相手がいなくても相手をしてくれるというのだ。
もう、携帯絡みの友人は要らないのである。
相手のメールに慌てて返信する必要もない。
相手のメールに気づかずに返信が遅れて人間関係を壊したと悩むこともない。
これはうまく会社や社会に溶け込めない人の製造機である。
こんなものを子供に与えれば、かなり高い確率で障害を持つ大人になるだろう。
そんな大げさな、という人も多いだろう。
若い人を多く扱う事業所の管理職や40代以上の同僚に聞いてみるといい。
若くして生活保護、ホームレスになる人とかかわる人に聞いてみるといい。