「仕事もらえず」悲観か、ミナミ通り魔事件報道

礒飛京三容疑者が調べに対し「会社を経営する知人を頼り大阪に来たが、仕事をもらえなかった」
などと供述している、悲観しての凶行か、というニュース。
いろいろ問題があって仕事を切られたりするというのはあること。
それを悲観するというのも心情的にわかる。
だから他人をメッタ刺しにして殺すというのはイコールではなかろう。
すでに普通の人ではないのだ。
それをこれが原因だと言わんばかりの報道に腹が立つ。
世の中、私を含めて悲観している人はたくさんいるのだ。
高給取りのマスコミの連中はこの手の人たちを上から目線で見下している。
だから、こんなことが原因で事件を起こしたと思っているのだろう。
報道としてはこっちか。
『礒飛容疑者は栃木県北部出身。
知人らによると、材木販売業を営む家で3人兄弟の末っ子として育ったが、
幼い頃に母親を亡くし、父親も間もなく廃業。
小学校5年の時、父親と2人で同県下野市に移り住んだ。
 中学になると、頻繁にけんかをするなど粗暴な一面を見せるようになり、
所属した暴走族ではリーダーになり、シンナーを吸う姿も目撃されていた。
 進学した園芸高校はすぐに中退。内装の仕事をしていた時期もあったが、
20歳代半ばまで暴力団関係者と交遊が続いていたといい、
「今(覚醒剤を)入れてきた」と周囲に吹聴することもあった。
 父親が死去した後は一人で住居を転々とし、数年前には宇都宮市にある家賃2万8000円のマンションに作業服姿で出入りしていた。』
通り魔の生い立ちには暴走族、薬物、暴力が必ずつきまとう。
落ち度のない他人を殺すということは、この世でいちばん悪いことだ。
こんな奴らに命を渡すなんてまっぴらごめんである。