エコカー補助金 7月にも終了か

自動車業界は国の基幹産業。
多くの利益を生み出し、下請けも含めて従事者もはんぱなく多い。
というわけで、バラマキ政策である。
特に民主党はバラマキが大好きである。
ポイントはとにかくエコカー補助金ありき。
どんなクルマでもエコカーである。
どこのメーカーでもエコカーでないクルマのほうが少ない。
対象車リストを見てみると面白い。
日産ではフーガやスカイライン2.5GTが入っている。
乗ってみればわかるが400万円のGTのどこがエコカーなのかまったくわからない。
トヨタではハイブリット車に混じってエステマアルファードがランクイン。
基本的に使いもしない椅子を常に7個も8個も積んで走っている。
夏は車内が広いぶんエアコンのエネルギー消費量も多い。
街乗りで8km/Lも走らない無駄グルマをなぜエコカーにするのか。
さらにクラウンアスリートも入っている。
これもフーガと同じである。
エコカー推進よりも買い替え推進したにすぎない。
今月号の雑誌カートップの記事で『燃費の悪そうなクルマの燃費』という記事。
レクサスLS、フォードエクスプローラー、トヨタFJクルーザー、日産GTRの燃費テスト。
空いている首都高を流したところ全車10km/Lを超えたとのこと。(燃費計よみ)
市街地では6km/L台という結果。
もちろん全車エコカー対象車ではないのだけど。
本当にエネルギー政策環境政策のためのエコカーなら、実質的なガソリン消費量を
基準とすべきではないのか。
つまらない、メーカーよりのお役所体質がエコカーの質を下げてしまい
本当にエコカーを購入しようとしている人に補助金が回らない事態に。
なんだか生活保護不正受給のニュースと似ているね。