沖縄を

どこの局のニュースもキャスターを沖縄ロケさせての復帰40年の報道。
先ほどのニュースでは高校生に質問したところ15パーセントしか今日が復帰記念日だと答えられないという。
よく考えると15歳ぐらいの子供に40年前のことをどうしてわからないのかと言うのはおかしい。
さらに沖縄はもともと日本なわけでアメリカ統治下でも日本語を使っていたはず。
もともと日本なのに日本復帰というのも生まれていない子供に理解させるのは難しい。
行政では生徒児童に今日の日を教えるようにと通達したそうだ。
結局、教師は生徒に何を伝えるべきなのか。
戦争の悲惨さなら趣旨が違う。
となれば、今の沖縄の持つ問題を教えるということか。
沖縄の問題イコール米軍基地とする向きがある。
決して間違っていない。
が、それを子供たちにどう教えるのか、けしからんと教えるべきなのか。
NHKでも民放でも政府の無策とばらまき(沖縄振興予算)についてキツメにつっこんでいた。
いろいろな事情から沖縄には10兆円もの予算を使ってきたらしい。
そのお金を県民はどのように使ったのか。
教育、進学率、失業率、所得…何を見ても全国的に下位である。
本土からの振興予算と米軍基地がらみの雇用、そして本土の企業による本土からの観光客の落とすお金。
つまりそういう県民性を子供に教えるべきなのか。
と、いうニュースの中でバカ民主党政権那覇空港第二滑走路の予算を優先的につけたそうである。
結局、どいつもこいつも沖縄を食い物にしている、という本土復帰40年のニュースである。
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