トヨタ86をもう一度試乗

昨日の昼過ぎにアクアを購入したトヨタ店の営業マンからメール。
86の試乗車が準備できた、と書かれている。
アクアの件で聞きたいこともあったので行く。
先日レポートした86と同色、下位グレード、AT。
エンジンスタートはキーを回すタイプ。
残念ながらATだった。
なんと、違う営業所から回ってきたものではなく、新車おろしたて。
試乗しようとすると、試乗予約の客がいるからと頭を下げられる。
その客はアラサーくらいのスラっとした女性。
習志野市の営業所からここ松戸まで営業マンと駆けつけたという。
こういう車を購入しようという女性は国産車に選択肢がなかった。
国産車は白物家電化していておしゃれとは程遠い。
おしゃれを履き違えた無能なメーカー幹部が一部の軽自動車に
キティだとかレトロ調のグリルをつけて売りだした。
あんなの買うのは18過ぎのおこちゃまドライバーしか買わないよ。
コンパクトカーは実用主義で色気なし。
それ以前にお洒落なクーペなどは絶滅している。
ロードスターくらいしかない。
したがってヨーロッパ車に流れるしか無かった。
86のいいところはスポーツカーだけど見た目はギトギトしていない。
このへんがおしゃれなのである。
GTRやランエボではだめなのである。
さて本題。
女性が帰った後、私が試乗することに。
このクルマは都合3度目なのでさっさとポジションを決めて道路へ。
工業地帯の広い道路があるのでいつもより多めに走らせた。
フル加速も何度か試した。
ちょっと速い速度でハンドルを左右に切って、ロールやリアのおさまりも試した。
ある程度の限界域まで持って行くと86の方がBRZよりコントローラブルな気がした。
実際は公道でそこまで持って行けないだろうから、固めか柔らかめのちがい程度。
エンジンの振動や音も盛大に加速していくのはご愛嬌。
個人的にはホンダのようにタイプR的な仕様を期待してしまう。
カタログには200万円のグレードはあるから自分でいじれということか。