桜、花見

そこら中に桜の木が植えられていて綺麗に咲いている姿を見ることができる。
私の家の近くの県道にも左右1キロ以上にわたって桜並木があり
この時期はクルマに乗りながらの花見客で道路は終日渋滞している。
桜というのは淡いピンクの小さい花、数日で散ってしまうはかなさがある。
普通の日本人の感覚では「今年もきれいに咲いたね、春だね」と穏やかな気分になるはずだが
一部の心に闇を持つ人達は「イエーイ」とか「カンパーイ」とかダミ声をはりあげて騒ぐ。
普段の生活によほどの不具合があるのが爆発しているのだろう。
爆発の方向性が違う気がする。
そのエネルギーをもう少しまっとうなことに使えばこんな路上で酒のんで騒ぐことなく
もっといい暮らしができるのであろうに。
などと、どうでもいい心配をしてしまうのである。
そういえば、私の親も嫁さんの親も老人会の花見だとウキウキしていた。
老人たちは違う意味で心の闇、鬱憤が蓄積されているわけで、これはもう仕方が無いこと。
彼らがわいわい花見をしているのは多めに見てあげよう。
私は今日も家でじっとしている。
saku060714