母親病死 障害の男児は衰弱死

最近、餓死や衰弱死というのがニュースを賑わしている。
こういう悲劇を…というコメントなのだが。
まず、誰のせいかという魔女狩りが行われる。
役所の担当の話が出てくるわけで、みんな私のせいでないという。
あたりまえである。
もともと生きる気力が極端に少ないのである。
それを役所のせいにされてはさすがに公務員も可哀想だ。
こういう死に方は温かい家庭で幸せな生活をしている人には限りなく悲惨だと思うが
それは一般、大多数ではないのだ。
収入が少ない、親族や友人がいない、病気が障害があるという家庭にはいつでもありうる。
本来は生物にはそれが当たり前だったのだが。
どうしても防げない悲劇だってあるのである。
それもまた人生なのである。
それをいちいち誰のせいかというマスコミの報道にいやな思いがした。