<格安航空会社>「ピーチ」3月1日、関空就航

格安航空LCCは海外から流れこんできた潮流だ。
安いというには2つの観点がある。
絶対的な安さとコストパフォーマンスを考えた相対的な安さだ。
当然、LCCは絶対的な安さの追求でありそのぶんのコスト削減は徹底している。
たとえば
ピーチの場合、ネットで予約すると手数料は無料だが、コールセンターで電話予約すると1050円、さらに空港カウンターで直接申し込むと2100円を請求される。また、空席が少なくなればなるほど、運賃は高くなる仕組みだ。
無料で機内に持ち込めるのは、合計115センチ以内で10キロまでの荷物1個だけ。それ以外は原則1個1050円で預けなければならない。
160席の「エアバスA320−200」を180席で運用するため、前後の座席の間隔が狭い。
などなど。
ところが、先日の我が家での格安ツアーによる旅行でのコストを考えると
現行のJALANAもそれなりの格安であった。
格安になるための条件はそれなりに限られるが
先にも書いたようにLCCだって格安の条件は厳しいではないか。
現行の航空会社の安さは、定価で乗ってくれる人の余りの席を安く買っているということ。
定価は止めどなく高価である。
しかしながら、それは限られた金持ちが支払うわけで。
私達貧乏人はそのおこぼれを頂戴している。
つまり、格安ツアー格安航空券は基本的に高価な航空券を事情で安く購入している。
LCCは最初からその金額にするために乗客全員に均等にコストを削っている。
乗ってみれば、その違いは一目瞭然。
誰が狭くてサービスのないLCCを選ぶものか。
もちろん格安航空券は必ず指定便が入手できるものではないので
そのへんは割り引かなければならないが
あえて第一希望にLCCを旅行に組み込もうとは思わない。
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