2011国内新車販売

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まあ予想通りの結果だ。
3.11でどうなるのかと思ったが影響は各社均等に受けたようで。
強いて言えば仙台港に置かれていた新車がどこの会社だったか。
相変わらず軽自動車の販売が好調である。
私も現在ターボ仕様の軽自動車を所有しているが税金以外あまり得した感じがない。
新車が160万以上したし、燃費は街乗り11km程度だし。
軽自動車の規格で1000cc程度のエンジンを載せた『燃費スペシャル』みたいなのは売れないかな。
やはり、このへんの道路事情に軽自動車の大きさはすごく良い。
大健闘なのがセレナだね。
近くで見ても乗ってみても完成度の高さに驚かされる。
ちゃちな感じがしないんだよね。
その上、5ナンバーで大きさが手頃、価格もうまく抑えてある。
日産の小型乗用車が軒並みダサい感じ(中身はけっこうまともだが)のなか、セレナは異彩を放つ。
また、このクラスのミニバンを購入する人たちは一昔前のセリカスカイライン世代。
結構、クルマの良し悪しには敏感でもある。
最後に、長いこと量販一位で有名だったカローラがかろうじてランクイン。
これにはワケがあって、カローラにはセダン以外にワゴン(フィルダー)やシエンタなどの派生種も
カローラの冠で販売していたのでカローラでカウントしていた。
ところが明らかに違う車種ではないかとのことになり、カウントの仕方を変えたという経緯がある。
そういう、派生種も入れたとすれば月産1万台、年間で12万台以上にはなるだろう。
30年前のカローラの立ち位置が今のヴィッツというところかな。
ちなみに1.5Lクラスでのクルマでカローラのクオリティは断トツである。
伝統と販売台数に裏打ちされた開発費は潤沢である。乗ってみると一クラス上と感じる。