中国道フェラーリ8台事故

世界でも例を見ない高額車ばかりの事故で各マスコミも大々的に取り上げていたね。
ネットの書き込みを見ても批判的な、もしくはヤッカミ的なものが大半。
わかったようなことをいう人は「日本に高性能なクルマは必要ない」という持論を振り回す。
休日の高速道路を走るとたまに高級外車の集団に抜かれることがある。
イタリアスポーツを始めロータスやミニのイギリス勢も多い。
特に、イタリアドイツのスポーツはかなり飛ばしているよね。
目測で140から160ぐらい出しているだろうか。
制限速度から見ればとんでもない速度ではあるが、今時2Lクラスのミニバンでもそのくらい出せる。
相手は1千万以上のフェラーリやポルシェである。
そのくらいの速度は流して走る程度のものだ。
ところが、クルマはそうなのだが乗っている人間が国産なんだよな。
ベンツやレクサスとフェラーリランボルギーニは違う乗り物なのだ。
前者は快適な高性能の乗用車。後者はスポーツなのである。
スポーツは高速や街中を快適に走るためにはつくられていない。
つねにスポーツの緊張感を求めてくる。
ハンドルにしてもクイックでワダチやマンホールを拾ってしまい
そのたびにハンドルの微調整を求められる。
ところが、2千万円も払う人たちはベンツの感覚で買ってしまうからしょうがない。
今回のように高速道路で事故ってしまうわけで。