タニタ社食のヘルシーメニュー「丸の内タニタ食堂」

NHK報ステも大きく取り上げた事件である。
たかだかヘルシーレシピの定食屋がこれだけ取り上げられるのだからたいしたもんだ。
それよりタニタのヘルシーレシピ本が400万部というのもすごいなあ。
ただのおふくろの味とはちがうのだろうか。
私らの世代はいつも似たような食材メニューのおふくろの味は飽き飽きしていたから
外食でこってりしたものを食べたいと思ったものだ。
ところが、今の人達は家でもけっこうこってりしたものを食べている上に
外食が当たり前の生活になった。
だから、ヘルシーレシピをありがたがるという事になったわけで。
ポイントは一つ。
カラダに悪い物ほどおいしいのである。
つまり、カロリーが低くてヘルシーなものなどおいしいとは思えない。
いろいろ工夫しているからけっこうおいしいという話だが
毎日食べていたらいい加減嫌になってしまうのではないか。
ニュースでは言わなかったが、丸の内というショバ代を考慮すれば
定食の価格は千円近くになるだろう。
こういうものをありがたがって食べるというのは、もともと悪い食生活の人。
それもある程度収入のある人という事になる。
つまり、今の主流派というのはそういう人たちなんだろう。
牛丼やハンバーガーを並んでまで食っている層には関係ないか。
我が家の近くにあるマクドナルドのドライブスルーに
昨日の昼時、道路にまで並んでいた。
周囲の交通に迷惑をかけてまで、そこそこの時間並んでまで
食べる価値があるとは思えないのだが。
タニタ食堂と相反する人たちの行列である。