JRの線路に自転車投げ入れ、男逮捕

無職の五十男ができることはこの程度しかないのかな。
逮捕拘留されれば寝る場所と食事は確保される。
確保されるけど、それだけなんだよなあ。
それでも、食うにも寝るところにも苦労していれば、逮捕もありなんだろう。
真面目に働けと諭されて、仕事ができたとしても無職の五十男ができる範囲ではさぞ給料も安かろう。
そこから保険料や年金をごっそりひかれ残った給料は子供のこづかい程度。
私らだって年金をちゃんともらえる保証もない状態なのに。
家族の愛情にも見放されて無職でどうやって生きていくのか。
政府の無策をつつこうと思ったが、実はアメリカやイギリスなどの先進国も
失業者問題は日本よりも深刻だと聞く。
おおいに迷惑な行動ではあるが、いろいろ分析してみると悲しい事実しかでてこない。
たとえ、鉄道会社が民事で損害を請求した所で、この男からは一銭もでてこないだろう。
裁判費用もまるごと大損するのがオチというところか。
天に唾する様なものだ。
さらに、
五十男とは、本来世の中の善し悪しを理解できる年齢のはず。
ところが、今50歳ということは物心ついたときは昭和40年代である。
すでに、学校教育も社会情勢も今とさほど変わらない。
この頃は団地住まいや核家族化は当たり前だったし、平等意識も確立していた。
そんなに頑張らなくても中流でいられるというまちがった教育が確立された頃だ。
そのしわ寄せがどんどん集約されていくんだよな。